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上賀茂神社内の杉尾社(林業の神様)にお参りしてきました!

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1月 212012
 

新年あけましておめでとうございます。

先日、私が所属する「京都木材青年経営者協議会」のメンバーと上賀茂神社内の「杉尾社」にお参りしてきました。
「杉尾社」は、本殿が鎮座する神域内に祀られる小祠で、中門内にあるため一般者の参詣出来ないようで、
あらかじめ予約し、特別に参拝させていただきました(重要文化財 )。
林業の神として信仰が深いということでしたが、上賀茂神社自体が古すぎて一体いつからあったのかわからない
とのことですが、それだけすごいんですね。

本当は撮影NGなようなので、ちょっとだけしか写っていませんが・・・。

当日は、一段と寒い日で、身の引き締まる思いで厳かな雰囲気の中での参拝でした。
日本人として、こういった風習は大事にしていきたいなと感じた一日でした。

上賀茂神社も、鬼門の守り神、総地主の神として崇められ、建築関係の方祈願が多くるようです。
ご利益がありますように!

薪で餅米を蒸して、木の臼と杵で餅つきをしました!

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12月 312011
 

毎年12/30は餅つきを行います。

我が家の餅つきは親戚や知人が30名くらい集まって、大勢で楽しく行います。

今では少なくなった竈で薪を使って餅米を蒸し、木の臼と杵で餅つきをします。

臼と杵の頭の部分は欅で、杵の柄の部分は樫です。
昨年杵の柄が長年の使用で折れてしまって、今年は柄を新調しました。
臼も杵も私が小さいころから使ってるので、(その前からだと思うのですが)
40年以上は使っていることになります。
一般では石臼が多いようですが、木の臼はお餅が冷えにくく、大きな餅でも
そう急がずにつけるメリットがあります。なんといっても材木屋ですから。

できたお餅はその場で餡をつめたり、きな粉をまぶしたり、納豆を入れたり、
めいめいが好きな食べ方で食べますが、私はお餅にする前のおこわが一番好きです。

最後に集合写真を撮って餅つき終了です。
今年もたくさんの人に参加いただきました。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

屋久島に縄文杉を見に行ってきました!

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10月 132011
 

記事の投稿が遅くなったのですが、先日屋久島に「縄文杉」を見に行ってきました。

1993年に世界遺産に登録された屋久島の森深くに佇む巨木が「縄文杉」です。
樹齢7200年との説もある縄文杉ですが、実際の樹齢は不明で、2000年から7200年まで諸説あり、
屋久島の名を知らしめたことは間違いありません。縄文杉を見るためには、登山口から往復10時間以上の
道のりを歩く必要があり、そのことも縄文杉の値打ちを高めているように思います。

 

今回の旅行は台風が近づく中で出発し、台風の停滞中に登山、台風から逃げるように飛行機に
飛び乗り帰って来た感じでした。出発から帰宅までの間、ハラハラ・ドキドキの連続で、
一生忘れられない思い出となりました。

縄文杉とは、「屋久杉」のひとつで、「屋久杉」とは屋久島に自生する杉で、樹齢1000年以上ものをさします。
1000年以下のものは「小杉(こすぎ)」とよばれ、屋久杉とは呼ばれないそうです。
屋久島は、島自体が花崗岩でできた岩のような島で、多くの雨が降りますが、地中にしみこまず、
すぐ海へ流れ出てしまいます。そのため、木々は深く根を張ることができず、長い年月をかけ、
少しづつ成長するため、年輪の詰まった良材 になるとのこと。また、本州の杉と比べ油分が多く、
(約8倍)腐りにくいため、森の中で倒れた木が1000年以上も朽ち果てず、残っている のにも
びっくりしました。本州の杉ではありえないですね。

 ←夫婦杉(枝で2本の杉が繋がっていました)

材木業を営むものとして、とても勉強になり、木への想いがさらに深まる良い旅でした。
また、今回一緒に行った「京都木材青年経営者協議会」の仲間ともさらに絆が 深まり、今後何十年も
今回の旅を肴においしいお酒が飲めそうです。

もし、屋久島・縄文杉に行こうかと迷っている方は、掛け値なしにオススメします。
その時は、ぜひ友人や家族など仲間と一緒にどうぞ!

木材を活用したおもしろいテーブル見つけました!

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9月 132011
 

先日旅行先のホテルで面白いテーブルを見つけました。

ただ切れ端の木をまとめただけのように見えますが・・・、きっとどなたか家具作家の方のデザインなんでしょうね。
素朴ですが、みょーにおしゃれな雰囲気でした。実際に作るとなると、固定の仕方や塗装など、考えさせられる
部分がありそうですが、「木の持つ良さ」を活かした一品ではないでしょうか?

こちらも、キャンプファイヤーのように、木を井桁に組んだ上に積層の板を置いただけに見えるテーブルです。
もちろん、本当にただ組んだだけではなく、固定され、強度・安定感もありました。
これらの家具を見て、考えた人は「頭が柔らかい!」と変なところで感心しました。

固定概念をなくし、自由な発想を持てば、「木の良さ」をもっともっと引き出せるのではないか・・・と思います。

上記ホテルは「ホテルアークリッシュ豊橋」です。→ http://www.arcriche.jp

「木のおはし」づくりを開催しました(京都木材青年経営者協議会、京エコロジーセンターにて)

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8月 302011
 

8/28(日) 京エコロジーセンターにて「木のおはしづくり」教室を開催しました。

これは、私の所属する「京都木材青年経営者協議会」が京エコロジーセンターさんから依頼を受けて実施したものです。
午前中に1回、午後に2回の計3回、各20名前後 の参加者で計約60名の方がMYおはしを作られました。

 

今回使用した木材は、京都市内で私たちが間伐してきた木材で、製材・乾燥・小割り・加工等も自前で行いました。
実際におはしを作る前に、その製材や加工の工程も 紹介することで、今手元にある木がどうやって作られたかも
知ってもらうことが出来ました。
また、 木を使うこと(木を伐採すること)が、地球環境にとって良いか悪いか質問してみると、ほとんどの子供達は
「悪いこと」と答えていました。実際には、日本の森は間伐や、老木の伐採が行き届かず、荒れた状態が増えて
きています 。計画的に間伐・伐採し、新たに植林していくとは「良いこと」なんですね。

また、木は二酸化炭素を吸って、酸素を排出する過程で、炭素を体内に蓄積していきます。木の乾燥重量の
約半分は炭素だそうです。100キロの木には50キロの炭素が詰まっているんですね。ようは、空気中の炭素を
体内に取り込み、地球温暖化を救ってくれているんです。従来からよく言われてきた木のよさ「見た目(木目など」
「手触り(やわらかさ)」「香り」などに加え、地球温暖化の救世主として期待されています。

身の回りのものを、木材製品に置き換えていくことで、より多くの炭素を閉じ込め、温暖化抑制に繋がる・・・、材木屋も
その一助になっているんですね。

 

今回自分達で作ったおはしを大切に長く使ってくれることを願います。

京都大学で木材について親子で学びました!(京青協京大探索親子ツアーに参加)

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8月 232011
 

8/20(日)に京都木材青年経営者協議会主催イベント「木材って面白い!~父の商う木材のすばらしさ~」 に参加、
京都大学にて各分野の専門の先生方から、木材について様々なことを学びました。

 

このイベントには、私だけでなく、妻や子供も参加し、家族で一日楽しく学ぶ楽しさを味わうことができました。
ここで、このイベントについてちょっと紹介させていただきます。

昨年後半、東京大学アジア生物資源環境研究センターの井上先生の紹介で、京大の先生方とお会いすること があり、
その際に、「木材業ってすばらしい」ということを自分の家族に理解してもらえていますか? と聞かれ、正直どこまで理解
されているか解らないとお応えしました。
その時先生方から、「一度、京大へ家族を連れて来て下さい。お父さんの商いである木材業のすばらしさを、 私たちが
お教えしましょう!」と言って頂いたことからこのイベントは始まりました。

このイベントを開催するにあたり、何度も京大の先生方とお会いし、その度によい刺激を得られ、また、
親交を深めることが出来たことはとても嬉しいことでした。

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オスモカラーでウッドデッキが再生?!耐久性に期待!!

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8月 192011
 

今年のお盆休み中のやりたかったことの一つが、我が家のウッドデッキの塗装です。
築4年半が過ぎ、綺麗だったウッドデッキも風雨にさらされ、色あせてきていました。
すでに、2度ほど塗り直ししていたのですが、また塗り直しの時期が来たようです。

我が家のウッドデッキは「セラガン・バツゥ」とう木で、耐久性・耐腐食性に優れており、
塗装しなくてもかなりの耐久性がありますが、そのままですと、経年で色あせてきて
だんだんと白銀色になってきます。(下図参照、これはこれでよいのですが・・・)

私の好みが、ま新しいときの褐色系なので、こうして定期的に塗り直しています。
それでも、結構手間なので、今回は耐久性を期待し、「オスモカラー」の
「ウッドステインプロテクター」の「782 レッドシダー」で塗り直しました。

↑オスモ ウッドステインプロテクターメーカーHP:
http://www.osmocolor.jp/products/items/woodstain.html

上の写真が再塗装後の写真です。(塗装前を撮影し忘れていました。すみません)
前回は「ステンプルーフ」という木材保護塗料を使ったのですが、今回は友人の
強い勧めと、「オスモカラー」の優れた企業イメージに惹かれ、「ウッドステインプロテクター」
を使ってみることにしました。 (自然塗料=オスモカラーという人も多いのでは?)

使ってみた感想は、垂れにくく、伸びのよい塗料で、使いやすかったですね。
仕上がりも良好で、デッキのケバ立ちも目立たなくなり、よさそうです。
あとは、この良好な状態がどれだけ続くのか?ですね。
これについては、継続観察してみます。 またの機会にご報告しますね。

>>>弊社で「オスモカラー」を取り扱っています。ご検討の方はぜひご一報下さい。

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太秦映画村の新日本橋を見に行ってきました!

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8月 162011
 

以前ブログで紹介させていただいた映画村の日本橋が新しく架け替えられ、先日より一般公開されています。
毎年、お盆の時期には「ナイター夏まつり」が行われるので、見に行ってきました。

ご覧のように、すっかり新しく、きれいになっていました。
架け替え前は、手すり部分の木も腐食が激しく、とげが刺さりそうな感じでしたが、
今は安心して触ることができます。

ところで、映画村の日本橋を渡ったことがありますか?
実は、この橋は実際よりも大きく見えるよう、橋の一番高くなっている部分が中央部分ではなく、
全体の2/3あたりが一番高くなっており、手前側が長く、奥は短いため、勾配も奥はかなりきつめ
なんですね。
これも、セットならではで、そういった工夫が映画村にはいっぱいあります。

また、機会があれば紹介していきますね。

 

 

 

相国寺の鐘楼の棟札に注目!

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8月 102011
 

8月1日に落慶法要が行われた相国寺の鐘楼の棟札に「高雄木材」の文字が刻まれました。

この鐘楼は、日中友好の証として、中国の大相国寺から寄進された梵鐘(ぼんしょう)を
つるすために作られたもので、高さ約5・6メートル、縦横約2・7メートルあり、
「天響楼(てんきょうろう)」と名づけられたものです。

 

施工が弊社の得意先様の澤野工務店様で、その縁あって、木材を納めさせていただくこととなりました。
上棟もお手伝いすることができ、とてもよい経験をさせていただきました。

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ちびっこ木工の材料準備を材木屋の会のみんなで行いました!(動画アリ)

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7月 192011
 

私の所属する会(京都木材青年経営者協議会)で毎年子供向けの木工教室を実施しているのですが、今年もシーズン前になったのでみんなで準備しました。会のみんなで丸太の原木を以前に板状に製材し、乾燥させていたものを、今回は小割り(小さく製材)し、プレナー(自動カンナ)をかけて、寸法にカットする工程を行いました。わかりやすく動画でまとめていますので、ぜひご覧下さい。

京都木材青年経営者協議会のHPもご覧下さい→http://kyo-mokuzai.net