建築の最近のブログ記事

みなさん、汐留にあるパナソニック電工東京本社に併設のショールームに行ったことありますか?
地下2フロア、地上2フロアの国内最大規模のショールームです。
関西のパナソニック電工のショールームとしては、大阪の京橋のOBP内にあるショールームが
一番大きいと思いますが、その倍以上はあると思います。

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4フロアあるうちの地下1Fと2Fは実際にお住まいを検討している方向けのフロアで、
B1Fが「あかりと電気設備」等のフロア、B2Fが「キッチン・水まわり、内装材」の
フロアになっています。
関西でも、京橋以外に各地にショールームがあって、「キッチン・水まわり、内装材」
は規模の大小はありますが、たいてい展示されています。
お住まいの中でも特に金額の大きな部分なので当然だと思うのですが、それだけで
はなく、どうもパナソニック電工の事業部制の影響もあるようです。
建材と照明などは事業部がことなるため、同じパナソニックといってもショールームで
一緒に展示されているのはほんの一部です。
でも、お客様の立場では一緒に選びたいですよね!

東京のショールームで一番感心したのは、照明器具の展示の多さです。
照明器具でカタログ等ではわからない部分が、明りの広がり方や照度などです。

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東京のショールームでは、写真のように照明器具の現物が数多く展示されており、
実際に点灯させて、体感することが出来ます。
最近では、「部屋の中央にシーリングを1つ」といった照明計画から、間接照明や
ダウンライト、スポットライトなどを多用し、空間を演出するあかりが用いられることが
増えてきました。
ただ、「明るさ」は個人差や年齢差でそれぞれ感じ方が違うので、適度な明るさを
求めることは結構難しいんですよね。
上記の写真では、スイッチが多く並んでいますが、ON/OFFさせたり、調光したり
できるようになっているので、実際に確かめて選ぶことが出来るようになっています。

最近ではCG(コンピューターグラフィックス)が進化し、かなりリアリティのあるパース
などが作成できますが、やはり、リアル(現物)にはかないません。
そんな、リアルを体感できるショールムでした。

みなさんも機会があれば、ぜひ一度行ってみてください。

アクセスマップはこちらをから → MAP

 

高雄木材のHPもご覧下さい。
http://www.takaomokuzai.co.jp

 

みなさん、住宅の外部に木製部材を使っているところはないですか?

通常、外部に木材を使用する場合、防腐・防蟻のために、何らかの保護塗料を
塗る場合が多いですよね。欧米の場合、外部木部にペンキを塗っているのを
TV等でもよく見かけます。欧米では、我が家の手入れとして、自分でペンキを
塗りなおすことが一般的に行われていますが、日本ではあまり見かけません。

木は自然素材なので、そのままにしておくと、劣化・腐食が起こり、やがて土に
かえっていきます。これは、木のよさでもあるのですが、住宅の構成部材としては
嬉しくないですよね。

 そこで必要になるのが、再塗装による木材の保護です。
通常外部で雨ざらしの場合は、1年に1度の塗りなおしが望ましいです。
でもなかなか、そう頻繁には出来ないですよね。でも長持ちさせらいなら、
2年に1回は必ず行いましょう。
下の写真が、塗装が劣化してきたので、再塗装した写真です。
上部と下部を見比べてください。上部が塗る前で下部が再塗装したものです。

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明らかに木材の艶やかさが違いますよね。
これは、約1年半後に再塗装したものです。
まだ木材自体の劣化や腐食は起きていませんが、塗装は明らかに劣化・色落ち
してきていますね。再塗装のポイントは、木材自体が劣化する前に行うことです。
木材自体が劣化してしまうと、塗装しても元に戻りませんので、その前に手を
打ってください。

上記は「キシラデコール」という、外部用木材保護塗料を塗ったものです。
ペンキのように、表面に不透明は塗膜と作らず、木に浸透して保護するもので、
木本来の木目風合いを楽しめます。素人の方でも、きちんと養生し、丁寧に作業
すれば、充分自分で塗りなおすことが出来ます。

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建築された業者さんに当初施工時に使用した塗料を確認して(種類と色、
メーカーなど)ご自分で手入れしてみてはいかがでしょう?
家は住む人がいるからこそ、長持ちするのです。きっと我が家への愛着が
増すことでしょう。
それと、けっこうやってみると楽しいですよ!

 

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とうとう入梅してうっとおしい季節になりましたね。

この梅雨入り前に行った工事を少しご紹介。

やはり梅雨の雨対策を決心されるのもこの時期です。
つい最近行った工事で、中庭のデッキ部分にテラス用屋根を設ける工事と
こちらもデッキに電動オーニングを設けた工事です。

①中庭のデッキ部分にテラス用屋根を設けた工事

BEFORE
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AFTER
Y_02.jpg

これで雨でもデッキが有効に使えますね。また、洗濯物を干すための金物を
取り付けすることも出来ます。

②デッキに電動オーニングを設けた工事

BEFORE
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設置前は、デッキの端に脱いだ靴が雨で濡れてしまっていました。

AFTER
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オーニングは電動式で、子供でも簡単に開閉できます。
また、夏の強い日差しにも対応できるように、ロールカーテン付きのオーニングとしました。
デッキの茶色に、鮮やかな緑色の屋根が映えていますね。


高雄木材の建築実例もご覧下さい。
http://www.takaomokuzai.co.jp/jiturei.htm

 

前回、地盤改良工事を紹介したK様邸の基礎工事です。

まず、地盤改良された後に基礎の形状に合せて掘削し、砕石を敷詰めます。
P1060032.JPG

砕石をしいた後、湿気が上がってこないように防湿シートを敷きます。
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鉄筋を組んで
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型枠を組んで、生コンを流し込み、
DSC00247.JPG

養生後、型枠を外して完成です。
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詳細は割愛していますが、大まかな流れはこんな感じです。

次回はとうとう上棟ですね!

 

高雄木材の建築実例もご覧下さい。
http://www.takaomokuzai.co.jp/jiturei.htm

やっと風致条例の許可と建築確認申請の許可が下り、K様邸の着工です。
出来るだけ工程をご紹介していきたいと思いますので、ちょこちょこ見てください。

今回は、基礎を施工する前に行う地盤改良工事の様子です。
実際には、この工事をする前に、「地盤調査」を行って、目に見えない地中の状況を把握し、
基礎を支える堅固な地盤がどの深さにあるか、などを事前に調べ、その土地と建物にあった
改良工事を行います。

DVC00088.JPG

調査結果によっては、改良工事が不要な場合もありますが、多くの場合はなんらかの
改良工事が必要になります。改良工事にもいろいろありますが、今回は柱状改良工事を
行いました。(正式には「湿式スラリー工法」と言うそうです)
 ※工法の詳細はhttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/art-t/kairyo2.htm

簡単に言うと、地中に強固な地盤まで柱状のコンクリートを何本も作り、その上に
基礎を築くことで、基礎の沈下や傾きを防止するのです。

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施工後は地面に丸いコンクリートの穴がいくつも出来ます。
その上に建物の基礎を作っていくんですね。
基礎の工程はまた次の機会に。

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2010年3月

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